
意欲向上・人生を振り返る・楽しむなどのニーズ・長期目標・短期目標の例文・文言集です。
居宅サービス計画書(ケアプラン)を作成する際に直面する様々な課題を解決するためのお手伝いをします。
・意欲向上・人生を振り返る・楽しむに関してニーズや目標の文例や記入例を見ながら、ケアプランや計画書作成をスムーズに進めたい方へ
・監査や実地指導での指摘を避け、安心して業務に取り組みたい方へ
意欲向上・人生を振り返る・楽しむに関するニーズは要介護の方に多くあります。居宅介護支援事業所のケアマネが作る居宅サービス計画の第2表や施設ケアマネのケアプラン、通所介護やデイケアなどの目標の参考例としてお使いください。
意欲向上・人生を振り返る・楽しむに関するニーズ・長期目標・短期目標例文一覧
利用者やケアマネージャーの方の多様なニーズに合わせてこれからもっと増やしていきます。
| 生活全般の解決すべき課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 |
|---|---|---|
| 新しい趣味や興味を見つけたい | 趣味や興味を通じて生活に活力をもたらす | 週に1回、新しい活動や趣味の体験 |
| 家庭内での役割を持ちたい | 家族の一員としての自己実現と貢献 | 毎日の家事の中で小さな役割を担う |
| 基本的な自立生活スキルの向上 | 日常生活の自立性の向上 | 毎日の個人的なケアの一部を自分で行う |
| 生活における意義や楽しみの発見 | 生活における充実感と満足度の向上 | 地域のイベントや活動への週1回の参加 |
| 旅行への再参加 | 健康状態の改善と旅行への復帰 | 短距離の散歩や軽い運動を日常に取り入れる |
| 物忘れの進行予防 | 認知機能の維持と向上 | 毎日の記憶力向上のための簡単なトレーニング |
| 体力と筋力の維持 | 体力と筋力の低下を防ぎ、活動的な生活を維持 | 週に数回の軽い筋力トレーニングやストレッチ |
| 地域社会への関与を増やしたい | 地域社会での積極的な参加と貢献 | 月に1回、地域のボランティア活動に参加する |
| 新しいスキルを学びたい | 新しい技能や知識の習得 | 週に1回、オンライン講座や教室に参加する |
| ガーデニングに挑戦したい | ガーデニングを通じた自然とのつながり | 小さなプランターでの家庭菜園を始める |
| 料理の腕を上げたい | 料理スキルの向上と健康的な食生活 | 週に1回、新しいレシピに挑戦する |
| 音楽を楽しみたい | 音楽を通じた精神的な充実 | 週に数回、好きな音楽を聴く時間を設ける |
| ペットとの生活を始めたい | ペットとの共生による精神的なサポート | ペットの飼育に関する情報を収集する |
| 読書を趣味にしたい | 読書を通じた知識の拡充とリラクゼーション | 月に1冊、読みたい本を選んで読む |
| 写真撮影を趣味にしたい | 写真撮影を通じた創造性の表現 | 週に1回、散歩しながら写真を撮る |
| 手芸や工芸に挑戦したい | 手作業を通じた創造力の発揮 | 簡単な手芸キットでプロジェクトを始める |
| ヨガや太極拳を始めたい | ヨガや太極拳で心身の健康を促進 | 週に1回のヨガや太極拳のクラスに参加 |
| 自分のブログを始めたい | 書くことで自己表現とコミュニケーション | 週に1回、ブログに日記や感想を投稿 |
| 自転車での散策を楽しみたい | 自転車での活動による健康維持 | 週に1回、近所を自転車で散策 |
| 映画鑑賞を趣味にしたい | 映画を通じた文化的な体験 | 月に2回、映画を選んで鑑賞する |
| 言語学習に挑戦したい | 新しい言語の習得 | 毎日15分、言語学習アプリを使用 |
| ボランティア活動に参加したい | 社会貢献を通じた自己実現 | 地域のボランティア団体に問い合わせる |
| パソコンスキルを向上させたい | デジタルリテラシーの向上 | 週に1回、パソコン教室に通う |
| 美術館や博物館へ行きたい | 芸術と歴史への理解を深める | 月に1回、美術館や博物館を訪れる |
| 園芸クラブに参加したい | 園芸を通じた社会的交流 | 地域の園芸クラブに入会する |
| ダンスや社交ダンスに挑戦 | ダンスを通じた身体活動と社交 | 週に1回のダンスクラスに参加 |
| 手記や回想録を書く | 自己の経験を記録し後世に伝える | 週に数回、過去の思い出を書き留める |
意欲向上・人生を振り返る・楽しむのニーズ・長期目標・短期目標のポイント
意欲向上・人生を振り返る・楽しむことなどに関するケアプランを作成する時には、前提として自立支援の観点から、できるだけ本人の残存能力や本人の希望、本来望む生活を活かしつつ、家族の負担なども考慮して総合的に考えていく方が良いでしょう。利用者本位が基本ですがどこまで利用者の気持ちを尊重するか、できないことをできるようになると目標にして良いのかなど迷う部分があると思います。そのような利用者本位について考えた時にケアマネージャーの方に参考になるかもしれない記事を掲載しておきます。
要介護認定を受けてまだ日が浅い方や、状態が変わりやすい方の場合には無理に短期目標をや長期目標を長期間で設定することなく、手間にはなってしまいますが3ヶ月くらいで見直していくことが理想だと思います。
交流・外出・生きがい・社会参加のニーズ・長期目標・短期目標の例文集
生活のモチベーションを高めることや楽しむことなどのニーズは交流や生きがいなどと繋がりが深いものです。以下の内容の参考になるかもしれません。
【背景別】意欲低下のニーズ・長期目標・短期目標の文例
「意欲がない」という状態には必ず背景があります。背景を見極めずに「意欲を高める」という目標だけを立てても、支援の中身が決まりません。よくある4つの背景ごとに文例をまとめました。
喪失体験(配偶者との死別・役割の喪失)による意欲低下
配偶者や友人との死別、退職、免許返納などをきっかけに、生活の張りを失うケースです。無理に元気づけるのではなく、本人のペースで人と関わる機会を取り戻すことを目標にします。
| 生活全般の解決すべき課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 |
|---|---|---|
| 妻を亡くしてから何もする気が起きないが、少しずつ元の生活に戻りたい | 生活のリズムと張りが戻り、自分らしい日常が送れるようになる | 週2回のデイサービスに通い、決まった時間に起きて身支度を整える習慣が戻る |
| 仕事を辞めてから一日中やることがないため、何か打ち込めることを見つけたい | 生活の中に楽しみや役割ができ、意欲を持って過ごせるようになる | 本人の経験を活かせる活動(園芸・書道など)を試し、続けたいものを見つけられる |
| 車の運転をやめてから外に出なくなったが、また出かけたい | 移動手段が確保され、これまでどおりの外出の楽しみが続けられるようになる | コミュニティバス・介護タクシーの使い方を確認し、月2回の外出ができる |
身体機能の低下・痛みによる意欲低下
「できていたことができなくなった」ことによる自信の低下が背景にあります。成功体験を積み重ねられる小さな目標を置くのが効果的です。
| 生活全般の解決すべき課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 |
|---|---|---|
| 思うように動けなくなり何をするのも億劫になったが、できることは続けたい | できる動作が維持され、自分でできるという実感を持って生活できるようになる | 身の回りのことを一つずつ自分で行い、できたことを一緒に確認できる |
| 膝が痛くて出かける気になれないが、痛みと付き合いながら楽しみを持ちたい | 痛みが緩和され、無理のない範囲で外出や趣味が続けられるようになる | 痛みの少ない時間帯に短時間の活動を行い、外出できる日が増える |
| 転んでから自信をなくして家に閉じこもりがちになったが、また歩けるようになりたい | 歩行への自信が回復し、活動的な生活が送れるようになる | 付き添いのもと自宅周辺の短い散歩から始め、一人で歩ける距離が伸びる |
環境の変化(退院直後・転居・サービス開始時)による意欲低下
| 生活全般の解決すべき課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 |
|---|---|---|
| 入院して体力が落ちてから何もやる気が起きないが、以前の生活に戻りたい | 入院前の生活習慣が回復し、自宅での生活に張りが戻るようになる | 起床・食事・就寝の時間を一定に保ち、日中に体を動かす時間が持てる |
| 子どもの家に引っ越して知り合いがおらず気持ちが沈むため、居場所をつくりたい | 新しい環境になじみ、地域とのつながりを持って生活できるようになる | 地域のサロン・デイサービスに参加し、顔なじみの人ができる |
| デイサービスに行くのは気が進まないが、家にいるだけでは良くないとも思う | 本人が納得できる形で活動の機会が確保され、生活にはりが出るようになる | 見学・体験利用から始め、本人が続けたいと思える通い先を選ぶことができる |
気分の落ち込みが続く場合(うつ傾向がみられる場合)
食欲低下・不眠・「消えてしまいたい」といった発言が続く場合は、意欲の問題として支援するのではなく医療につなぐ判断が必要です。目標にも受診・相談を位置づけます。
| 生活全般の解決すべき課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 |
|---|---|---|
| 気分が晴れず食欲も落ちているため、専門職に相談しながら回復したい | 心身の状態が回復し、日常生活を穏やかに送れるようになる | 主治医・専門医の受診につながり、必要な治療・助言を受けられる |
| 眠れず気持ちも落ち込むため、話を聞いてもらえる機会がほしい | 気持ちを表出できる関係が築かれ、不安の少ない生活が送れるようになる | 訪問時に困りごと・気持ちを話す時間を持ち、変化を関係者で共有できる |
役割・生きがいづくりの文例
意欲は「気持ちの持ちよう」ではなく、役割と居場所があるかどうかで大きく変わります。生活の中に本人の出番をつくる視点で目標を立てましょう。
| 生活全般の解決すべき課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 |
|---|---|---|
| 家族の世話になるばかりではなく、自分も家の中で役に立ちたい | 家庭内での役割が定着し、自信を持って生活できるようになる | 洗濯物たたみ・仏壇の世話など、本人の担当の家事を毎日続けられる |
| 長年続けてきた畑仕事を、体に無理のない形で続けたい | 趣味が生活の中に位置づき、生きがいを持って過ごせるようになる | プランター栽培など負担の少ない方法に切り替え、週2回世話ができる |
| 自分の得意なことを人に教えて、誰かの役に立ちたい | 本人の経験が活かされる場ができ、誇りを持って生活できるようになる | デイサービスの活動で、得意な手芸を他の利用者に教える機会を持てる |
| 孫の成長を見守ることが楽しみなので、その時間を大切にしたい | 家族との関わりが生活の張りとなり、意欲を保って過ごせるようになる | 体調を整えて、月1回の家族の集まりに参加できる |
| ペットの世話は自分でしたいので、そのための体力を保ちたい | 大切にしている役割が続けられ、生活の目的を持って暮らせるようになる | 散歩・餌やりを続けられるよう、下肢筋力を維持する運動を継続できる |
人生の振り返り(回想法・ライフレビュー)に関する文例
昔の話をうかがうことは、単なる会話ではなく本人の自己肯定感を支える関わりです。認知症の方にも取り入れやすく、なじみの関係づくりにも役立ちます。
| 生活全般の解決すべき課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 |
|---|---|---|
| これまで歩んできた自分の人生を、誰かに聞いてもらいたい | 自分の歩みを肯定的に振り返ることができ、穏やかな気持ちで過ごせるようになる | 訪問・通所時に昔の話を語る機会を持ち、関わる職員と共有できる |
| 若い頃の写真や思い出の品を大切にしながら暮らしたい | これまでの人生とつながりを感じられる環境で、安心して生活できるようになる | 思い出の品を身近に置き、話題にしながら過ごす時間を持てる |
| 昔よく歌った歌をまた歌いたい | 楽しみのある時間が確保され、表情豊かに過ごせるようになる | デイサービスの音楽活動に参加し、好きな歌を歌う機会を持てる |
意欲・生きがいの目標でよくあるNG例と改善例
意欲に関する目標は抽象的になりやすく、モニタリングで評価できない書き方になりがちです。「誰が見ても同じように判断できるか」を基準に見直しましょう。
| NG例 | 見直したい理由 | 改善例 |
|---|---|---|
| (短期目標)意欲を持って生活する | 抽象的で、達成したかどうかを誰も判断できない | (短期目標)週2回のデイサービスに自分から準備をして参加できる |
| (長期目標)明るく前向きになる | 本人の性格・感情を変えることを目標にしており、支援の範囲を超えている | (長期目標)楽しみと役割のある生活が続き、自分らしく過ごせるようになる |
| (ニーズ)意欲低下がみられる | 専門職の評価であり、本人が望む生活の姿になっていない | (ニーズ)何もする気が起きない状態が続いているが、少しずつ楽しみを取り戻したい |
| (短期目標)新しい趣味を見つける | 本人の興味・過去の生活歴を踏まえておらず、押しつけになりやすい | (短期目標)以前続けていた書道を、月2回の活動として再開できる |
| (短期目標)レクリエーションに参加する | 参加そのものが目的化し、本人にとっての意味が見えない | (短期目標)本人が興味を示した活動に参加し、他の利用者と会話する機会を持てる |
| (短期目標)家族と会話を増やす | 家族の行動に依存しており、本人の目標として評価できない | (短期目標)週1回、家族へ電話をかけて近況を伝えることができる |
意欲に関する目標を立てるときのポイント
・生活歴を必ずアセスメントする:仕事・趣味・家庭内の役割・大切にしてきたことを聞き取ると、その方に合った目標が見えてきます。一般的な「趣味活動への参加」ではなく、固有名詞で書ける目標を目指しましょう。
・「参加させる」ではなく「選べる」ようにする:本人が選択・決定する場面をつくること自体が意欲の回復につながります。見学・体験から始める進め方も有効です。
・小さく刻んで成功体験を積む:いきなり「週2回通所」ではなく、「見学に行く」「1回参加してみる」と段階を踏むと、達成感が次の行動につながります。
・うつとの見極めを意識する:2週間以上続く気分の落ち込み、食欲・睡眠の変化、体重減少、自責的な発言がある場合は、意欲の問題として抱え込まず主治医・専門機関につなぎましょう。
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2024年・2025年・2026年
介護保険・介護報酬改定の情報
介護報酬改定2026年(令和8年度)まとめ|いつから・変更点・対象サービスをわかりやすく解説
令和6年~8年 地域区分(介護)区市町村の等級一覧(2024年4月~)
介護保険区分支給限度基準額一覧(要支援・要介護)
令和8年(2026年)介護報酬改定
- 令和8年度介護報酬改定 介護職員の給与を最大月1.9万円賃上げの内容
- 令和8年度版「介護職員等処遇改善加算」算定要件・配分ルール・計算方法
- 国保中央会運用「LIFE」2026年5月11日〜7月31日に移行作業しないと加算の継続算定できない
令和8年(2026年)介護報酬改定後の介護保険サービスごとの介護報酬・単位数
介護保険の居宅サービス介護給付費単位数(対象:要介護)
- 居宅介護支援費 2026年6月からの介護報酬・単位数一覧
- 訪問介護費 2026年6月からの介護報酬・単位数一覧
- 訪問看護費 2026年6月からの介護報酬・単位数一覧
- 訪問リハビリテーション費 2026年6月からの介護報酬・単位数一覧
- 通所介護費(デイサービス) 2026年6月からの介護報酬・単位数一覧
- 通所リハビリテーション費(デイケア) 2026年6月からの介護報酬・単位数一覧
- 短期入所生活介護費(ショートステイ) 2026年6月からの介護報酬・単位数一覧
- 居宅療養管理指導費 2026年6月からの介護報酬・単位数一覧
- 福祉用具貸与費 2026年6月からの介護報酬・単位数一覧
地域密着型サービスの単位数改定内容
- 地域密着型通所介護費(小規模デイサービス) 2026年6月からの介護報酬・単位数一覧
- 認知症対応型共同生活介護費(認知症グループホーム) 2026年6月からの介護報酬・単位数一覧
- 小規模多機能型居宅介護費 2026年6月からの介護報酬・単位数一覧
介護予防サービス(対象:要支援)
- 介護予防支援費 2026年6月からの介護報酬・単位数一覧
- 介護予防訪問看護費 2026年6月からの介護報酬・単位数一覧
- 介護予防居宅療養管理指導費 2026年6月からの介護報酬・単位数一覧
- 介護予防短期入所生活介護費 2026年6月からの介護報酬・単位数一覧
2026年(令和8年度)・2024年 介護報酬改定で特徴的な加算・制度
- 介護施設の協力医療機関とは?【2027年4月に義務化】
- 協力医療機関連携加算とは?単位数・算定要件・厚労省Q&A
- 高齢者虐待防止措置未実施減算の算定要件
- 【2026年版】科学的介護情報システム「LIFE」とは
- 個別機能訓練加算(Ⅰ)サービス種別ごとの単位数・算定要件
利用者負担軽減の仕組みの改定
補足給付(負担限度額認定)に関わる見直しは、以下のとおりです。
令和6年8月1日施行 基準費用額の見直し
令和7年8月1日施行 多床室の室料負担




