施設ケアプラン「家族関係・面会」のニーズ・長期目標・短期目標の例文集

施設ケアプランの家族関係・面会に関するニーズ・長期目標・短期目標の例文・文言集です。

特別養護老人ホーム・老人保健施設・グループホームなどの施設サービス計画書(第2表)を作成する際のお手伝いをします。

・家族関係・面会に関するニーズや目標の文例や記入例を見ながら、施設ケアプランの作成をスムーズに進めたい方へ
・監査や実地指導での指摘を避け、安心して業務に取り組みたい方へ

施設入居者にとって、家族との関係は精神的な安定や生きがいに直結する大切なつながりです。面会・外出・電話・手紙など様々な形での交流を支えることが、施設ケアプランにおける重要な視点のひとつです。また、家族が施設生活に安心感を持てるよう、職員との連携・情報共有も欠かせません。本人と家族それぞれの思いを丁寧に反映させた個別性のある文言を意識してお使いください。

施設ケアプラン・家族関係・面会に関するニーズ・長期目標・短期目標例文一覧

家族関係・面会のケアプランを作成するときは、「本人が家族とどのように関わりたいか」「家族が施設生活にどのような関与を望んでいるか」の両方を押さえることが重要です。面会頻度・外出・行事参加など具体的な場面を盛り込んだ文言にすることで、実態に即したプランになります。

面会・家族との交流に関するニーズ・目標

生活全般の解決すべき課題(ニーズ) 長期目標 短期目標
家族と会うことが何より楽しみなため、定期的に面会に来てもらいながら施設で生活したい 家族との面会が定期的に確保され、家族とのつながりを感じながら施設生活が送れるようになる 家族の面会が月○回以上確保でき、面会時に穏やかで楽しい時間が過ごせるようになる
子どもや孫の顔を見ることが生きがいなため、施設でも家族と過ごす時間を大切にしたい 家族との交流が継続的に確保され、生きがいを感じながら充実した施設生活が送れるようになる 孫・子どもの面会が月○回以上設けられ、家族と過ごす喜びが継続できるようになる
家族が遠方に住んでいて頻繁に会えないが、電話や手紙でつながりながら安心して過ごしたい 遠方の家族とも定期的な連絡が継続でき、孤独感なく安心して施設生活が送れるようになる 週○回の電話・ビデオ通話により家族との会話が継続でき、つながりが維持できるようになる
認知症があり家族の顔がわからなくなってきたが、家族と穏やかに過ごす時間を大切にしたい 家族との交流の場が継続的に確保され、穏やかな時間が家族と共に過ごせるようになる 家族の面会時に職員が関わり方をサポートし、本人・家族ともに穏やかな面会時間が確保できるようになる

家族との外出・一時帰宅に関するニーズ・目標

生活全般の解決すべき課題(ニーズ) 長期目標 短期目標
家族と一緒に外食や買い物に出かけることを楽しみにしているため、外出の機会を続けたい 家族との外出が定期的に継続でき、施設外での楽しみが維持できるようになる 家族との外出・外食が月○回確保でき、施設外での充実した時間が楽しめるようになる
たまには自宅に帰って家族と過ごしたいため、一時帰宅の機会を大切にしたい 定期的な一時帰宅が継続でき、自宅での家族との時間を楽しみながら施設生活が送れるようになる 季節の行事や特別な機会に一時帰宅ができ、自宅での家族との時間が確保できるようになる
お墓参りや法事など家族行事に参加することを大切にしているため、機会があれば参加したい 家族行事への参加が継続でき、家族の一員としてのつながりが維持できるようになる 年○回の家族行事(お墓参り・法事など)への参加が実現でき、家族とのつながりが感じられるようになる

家族への情報共有・連携に関するニーズ・目標

生活全般の解決すべき課題(ニーズ) 長期目標 短期目標
施設での生活の様子を家族に知ってもらいながら、安心して施設で暮らしたい 家族が施設生活の状況を把握でき、安心感を持ちながら本人・家族ともに施設生活が継続できるようになる 月○回の電話連絡または面会時の情報共有により、家族が本人の状態を定期的に把握できるようになる
体調の変化があったときに家族にすぐ連絡してもらいたいため、連絡体制を整えながら安心して過ごしたい 緊急時・体調変化時の連絡体制が整い、家族が安心して本人を施設に任せられるようになる 体調変化・緊急時の連絡手順を家族と共有し、速やかな情報伝達ができる体制を整えることができる
ケアの方針について家族と施設が一緒に考えながら、本人にとって最善の生活を送りたい 家族と施設職員が連携してケア方針を共有でき、本人にとって最善の施設生活が継続できるようになる 定期的なケアカンファレンスや面談を通じて家族とケア方針が共有でき、連携が強化できるようになる

家族関係の調整・家族支援に関するニーズ・目標

生活全般の解決すべき課題(ニーズ) 長期目標 短期目標
施設に入居したことへの罪悪感を家族が抱いているため、家族も安心して関われるようになってほしい(職員の視点) 家族が施設入居への罪悪感が軽減され、安心して本人に関われるようになる 職員が家族の思いに寄り添いながら施設生活の様子を丁寧に伝え、家族の不安・罪悪感が軽減できるようになる
家族間で介護方針の意見が異なることがあるため、家族が一致した方向でケアに関われるようになってほしい 家族間でケア方針が共有され、一致した関わりのもとで本人が安心して施設生活を送れるようになる ケアカンファレンスに家族全員が参加できる機会を設け、ケア方針の共有と合意形成が図れるようになる
仕事が忙しく頻繁に面会に来られない家族が、施設生活に安心感を持てるようになってほしい 家族が施設生活への安心感を持ちながら、無理のない範囲で本人との関わりが継続できるようになる 定期的な電話連絡・写真・手紙などで施設生活の様子を家族へ伝え、安心感が得られるようになる

家族との別れ・看取りに向けた関係構築に関するニーズ・目標

生活全般の解決すべき課題(ニーズ) 長期目標 短期目標
最期まで家族に見守られながら施設で過ごしたいという希望があるため、家族との時間を大切にしたい 家族との時間が十分に確保され、家族に見守られながら穏やかな施設生活が続けられるようになる 家族の面会機会を増やし、本人・家族が共に過ごす穏やかな時間が定期的に確保できるようになる
家族に感謝の気持ちを伝えながら、残された時間を大切に過ごしたい 家族への感謝の気持ちが表現できる機会が確保され、心穏やかに施設生活が続けられるようになる 職員が本人の家族への思いを丁寧に聞き取り、家族に伝える機会が定期的に設けられるようになる

2024年・2025年・2026年
介護保険・介護報酬改定の情報

令和8年度(2026年)障害福祉サービス等報酬改定の概要と変更点まとめ

令和6年~8年 地域区分(介護)区市町村の等級一覧(2024年4月~)

介護保険区分支給限度基準額一覧(要支援・要介護)

令和8年(2026年)介護報酬改定

令和8年(2026年)介護報酬改定後の介護保険サービスごとの介護報酬・単位数

介護保険の居宅サービス介護給付費単位数(対象:要介護)

地域密着型サービスの単位数改定内容

介護予防サービス(対象:要支援)

2026年(令和8年度)・2024年 介護報酬改定で特徴的な加算・制度

利用者負担軽減の仕組みの改定

補足給付(負担限度額認定)に関わる見直しは、以下のとおりです。

令和6年8月1日施行 基準費用額の見直し

令和7年8月1日施行 多床室の室料負担