施設ケアプラン「排泄」のニーズ・長期目標・短期目標の例文集

施設ケアプランの排泄に関するニーズ・長期目標・短期目標の例文・文言集です。

特別養護老人ホーム・老人保健施設・グループホームなどの施設サービス計画書(第2表)を作成する際のお手伝いをします。

・排泄に関するニーズや目標の文例や記入例を見ながら、施設ケアプランの作成をスムーズに進めたい方へ
・監査や実地指導での指摘を避け、安心して業務に取り組みたい方へ

排泄は、日常生活の中で最もプライバシーと尊厳に深く関わる行為のひとつです。施設入居者にとって「トイレで排泄したい」「失敗したくない」という気持ちは非常に強く、ケアプランに本人の思いを丁寧に反映させることが大切です。おむつ使用・トイレ誘導・一部介助など、介助レベルや状態に応じた文例をご活用ください。排泄ケアは画一的になりやすいテーマだからこそ、個別性のある文言を意識してお使いください。

居宅サービス計画(居宅ケアプラン)の排泄に関する文例

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施設ケアプラン・排泄に関するニーズ・長期目標・短期目標例文一覧

施設での排泄ケアプランを作成するときは、「本人がどのような排泄を望んでいるか」を丁寧に確認したうえでニーズを整理することが最も重要です。できる限りトイレでの自立排泄を目標にしながら、安全と尊厳の両立を意識した文言を選んでください。

トイレでの自立・誘導に関するニーズ・目標

生活全般の解決すべき課題(ニーズ) 長期目標 短期目標
できる限りトイレで排泄したいため、職員に声をかけてもらいながらトイレで用を足したい 職員の声かけ・誘導によりトイレでの排泄が継続でき、尊厳ある生活が送れるようになる 定時のトイレ誘導を受け、トイレでの排泄が1日○回以上できるようになる
おむつになりたくないため、できる限りトイレで排泄を続けたい トイレでの排泄習慣が維持され、おむつを使用せずに生活できるようになる 尿意・便意のサインを職員が把握し、タイムリーなトイレ誘導により失禁なく排泄できるようになる
認知症がありトイレの場所がわからなくなることがあるが、トイレで排泄したい 職員の誘導・声かけのもとでトイレでの排泄が継続でき、清潔な状態で生活できるようになる トイレのサインや職員の誘導により、トイレでの排泄が毎回できるようになる
トイレまで間に合わないことがあり失禁してしまうため、失敗なく排泄できるようになりたい 適切なタイミングの誘導により失禁が減り、安心して生活が続けられるようになる 排泄パターンを把握した定時誘導により、失禁回数が週○回以内に軽減できるようになる

一部介助での排泄に関するニーズ・目標

生活全般の解決すべき課題(ニーズ) 長期目標 短期目標
ズボンの上げ下げが難しくなってきたが、できる限り自分でトイレに行きたい ズボンの着脱介助を受けながら、トイレでの自立排泄が継続できるようになる トイレへの移動は自力で行い、ズボンの着脱のみ職員が介助することで自立排泄が継続できるようになる
立ち座りが不安定なためトイレでの排泄に不安があるが、自分でトイレに行けるようにしたい 手すりと職員の介助を活用しながらトイレでの排泄が安全に継続できるようになる 手すりを使った立ち座り動作と職員の見守り・介助により、トイレでの排泄が安全にできるようになる
後始末が一人では難しくなってきたが、排泄はできる限り自分でしたい 後始末の介助を受けながらトイレでの排泄が継続でき、尊厳ある生活が送れるようになる 排泄動作は自力で行い、後始末のみ職員が介助することで清潔な状態が保てるようになる
片麻痺がありトイレでの動作が難しいが、できる限り自分でトイレに行きたい 麻痺に配慮した介助を受けながらトイレでの排泄が継続でき、自立心が維持できるようになる 健側の機能を活かしながら職員の介助のもとでトイレ動作が行え、排泄の自立度が維持できるようになる

おむつ使用・全介助での排泄に関するニーズ・目標

生活全般の解決すべき課題(ニーズ) 長期目標 短期目標
自分では排泄の処理ができないため、速やかに交換してもらいながら清潔に過ごしたい 速やかなおむつ交換により清潔が保たれ、皮膚トラブルなく快適に生活できるようになる 排泄後は速やかにおむつ交換を受け、陰部の清潔が毎回保たれるようになる
おむつを使っているが、できるだけ気持ちよく清潔に過ごしたい 適切なおむつケアにより清潔が維持され、皮膚トラブルなく安心して生活できるようになる 定時のおむつ確認・交換を受け、皮膚の発赤・かぶれなく清潔が保たれるようになる
おむつになってしまったことが恥ずかしいが、清潔にしてもらいながら穏やかに過ごしたい 羞恥心に配慮したおむつケアにより清潔が保たれ、穏やかに生活が続けられるようになる プライバシーに配慮したおむつ交換を受け、羞恥心を最小限にした清潔ケアが継続できるようになる
ベッド上での生活が中心で排泄の処理を全て任せているが、皮膚トラブルなく過ごしたい 適切な排泄ケアにより皮膚の清潔が維持され、褥瘡などのトラブルなく生活できるようになる 定時のおむつ確認・交換と陰部洗浄を毎回行い、皮膚の清潔が保たれるようになる

排泄の自立回復・おむつはずしに関するニーズ・目標

生活全般の解決すべき課題(ニーズ) 長期目標 短期目標
入院中におむつになってしまったが、またトイレで排泄できるようになりたい トイレでの排泄が再び可能となり、おむつを使用しない生活が取り戻せるようになる 定時のトイレ誘導とリハビリを継続し、トイレでの排泄成功回数が増えるようになる
おむつよりもパッドだけで済むようになりたいため、排泄の自立度を上げたい 排泄の自立度が向上し、より少ない介助で排泄できるようになる 排泄パターンの把握と定時誘導により、おむつからパッドへの移行が図れるようになる
リハビリを頑張って、またトイレまで歩いて行けるようになりたい 歩行能力が回復し、自分でトイレに行ける生活が取り戻せるようになる 歩行訓練とトイレ誘導を組み合わせ、見守りのもとでトイレまで歩いて行けるようになる

排泄に関する尊厳・精神的支援のニーズ・目標

生活全般の解決すべき課題(ニーズ) 長期目標 短期目標
排泄の失敗が続き自信をなくしているため、失敗を減らして安心して過ごしたい 排泄の失敗が軽減され、自信を持って穏やかに生活できるようになる 排泄パターンに合わせた誘導により失敗が減り、安心して生活できる回数が増えるようになる
排泄の介助を受けることが恥ずかしいが、清潔に過ごしたい気持ちがあるため、尊厳を守ってもらいながらケアを受けたい 羞恥心・尊厳に配慮した排泄ケアが継続され、安心して生活が送れるようになる カーテンやドアを必ず閉める・同性介助を優先するなど、プライバシーへの配慮が毎回徹底できるようになる
夜間の排泄で職員を呼ぶことに遠慮があり、つい我慢してしまうため、気兼ねなく排泄できるようになりたい 夜間も遠慮なく排泄の支援が受けられ、我慢することなく安心して過ごせるようになる 夜間のナースコールを気兼ねなく使えるよう職員が声かけし、夜間の排泄が安全に行われるようになる

2024年・2025年・2026年
介護保険・介護報酬改定の情報

令和8年度(2026年)障害福祉サービス等報酬改定の概要と変更点まとめ

令和6年~8年 地域区分(介護)区市町村の等級一覧(2024年4月~)

介護保険区分支給限度基準額一覧(要支援・要介護)

令和8年(2026年)介護報酬改定

令和8年(2026年)介護報酬改定後の介護保険サービスごとの介護報酬・単位数

介護保険の居宅サービス介護給付費単位数(対象:要介護)

地域密着型サービスの単位数改定内容

介護予防サービス(対象:要支援)

2026年(令和8年度)・2024年 介護報酬改定で特徴的な加算・制度

利用者負担軽減の仕組みの改定

補足給付(負担限度額認定)に関わる見直しは、以下のとおりです。

令和6年8月1日施行 基準費用額の見直し

令和7年8月1日施行 多床室の室料負担