食事・栄養・口腔衛生・口腔機能のニーズ・長期目標・短期目標の例文集

食事・栄養・口腔衛生・口腔機能などのニーズ・長期目標・短期目標の例文集です。

居宅サービス計画書(ケアプラン)を作成する際に直面する様々な課題を解決するためのお手伝いをします。

・食事・栄養・口腔衛生・口腔機能に関してニーズや目標の文例や記入例を見ながら、スムーズに記録を進めたい方へ
・監査や実地指導での指摘を避け、安心して業務に取り組みたい方へ

食事・栄養・口腔衛生・口腔機能に関するニーズは要介護の方に多くあります。居宅介護支援事業所のケアマネが作る居宅サービス計画の第2表や施設ケアマネのケアプラン、通所介護やデイケアなどの目標の参考例としてお使いください。

食事・栄養・口腔衛生・口腔機能に関するニーズ・長期目標・短期目標例文一覧

利用者やケアマネージャーの方の多様なニーズに合わせてこれからもっと増やしていきます。

解決すべき課題(ニーズ) 長期目標 短期目標
体力の維持のために、栄養のバランスを考えた食事を摂りたい。 栄養バランスが整った食生活を実現する。 栄養士のアドバイスを受け、週ごとの食事プランを作成する。
噛む力が弱くなってきたので、やわらかい食事を提供してほしい。 噛む力に合わせた食事の提供を定常化する。 やわらかい食事のメニューを選定し、試食を行う。
特定のアレルギーがあるため、それに合わせた食事を摂りたい。 アレルギーに配慮した安全な食事環境を整える。 アレルギー物質を含まない食材のリストアップとメニュー提案を行う。
高齢のため、消化しやすい食事を摂取したい。 消化に良い食事を日常的に摂取する。 消化酵素を含む食品や調理法についての情報収集を行う。
体調に合わせて、食事の内容や量を調整してほしい。 体調に応じた柔軟な食事管理を実施する。 日々の体調記録を取り、食事量の調整を行う。
おいしい食事を通じて、毎日の楽しみを持ちたい。 食事を日々の楽しみの一つとして確立する。 好みや季節に合わせたメニュー提案を行う。
食事の時間や場所に柔軟性を持って対応してほしい。 食事の時間や場所の選択肢を増やす。 食事のスケジュール調整と場所の選択肢を提供する。
特定の病気のための食事療法を実施してほしい。 病状に合わせた食事療法を継続する。 医師や栄養士と連携し、食事療法の計画を立てる。
食事の際の嚥下のサポートを受けたい。 嚥下機能に配慮した食事の提供を行う。 嚥下機能の評価を行い、必要なサポートを決定する。
体重の管理のため、カロリーを考慮した食事を摂りたい。 カロリー管理ができる食生活を送る。 カロリー計算ができる食事記録アプリの利用を開始する。
毎日の食事を通じて、ビタミンやミネラルをしっかり摂取したい。 必要なビタミンとミネラルを毎日の食事で摂取する。 栄養素ごとの食材リストを作成し、食事に取り入れる。
食事の際の飲み物の選択肢を増やしてほしい。 飲み物の種類を豊富にして食事を楽しむ。 飲み物の好みについてのアンケートを取り、メニューに反映する。
食事の前後の口腔ケアをサポートしてほしい。 食事の前後に口腔ケアの習慣を確立する。 口腔ケアの方法を学び、実践する。
お気に入りの食材や料理を取り入れた食事を楽しみたい。 個人の好みに合わせた食事を提供する。 好みの食材や料理に関するインタビューを行う。
食事の時間を楽しいものにするため、会話や雰囲気作りを大切にしたい。 食事の時間を充実させる環境を作る。 食事時の会話のトピックや雰囲気作りのアイデアを提案する。
体調や気分に合わせて、食事のメニューを変更してほしい。 体調や気分に応じたメニュー変更を柔軟に行う。 体調や気分を記録し、それに合わせたメニュー提案を行う。
食事の際の手間を減らすため、カット済みの食材を利用したい。 手間を減らした食事の準備を実現する。 カット済み食材や簡単調理食品の利用を始める。
一人での食事が寂しいので、共同の食事の時間を持ちたい。 社交的な食事の機会を増やす。 食事会や共同食事のスケジュールを立てる。
食事の準備や後片付けのサポートを受けたい。 食事の準備と後片付けの負担を軽減する。 食事の準備と後片付けのアシストサービスを利用する。
特別な日や季節のイベントに合わせた食事を楽しみたい。 イベントに合わせた特別な食事を提供する。 イベントカレンダーを作成し、それに合わせた食事プランを立てる。
食事の際の食器やカトラリーの選択を考慮してほしい。 食事の際の個人のニーズに合わせた食器を使用する。 食器やカトラリーの好みについてのアンケートを取り、選定する。
食事の際の姿勢や座り方のサポートを受けたい。 食事時の快適な姿勢を保つためのサポートを提供する。 姿勢や座り方に関するアドバイスを受け、必要な道具を選ぶ。
食事の味や質を維持するため、保存方法や調理法を工夫したい。 食材の鮮度と味を最大限に活かした食事を提供する。 食材の保存方法や調理法に関する情報を収集し、実践する。
食事の際の飲み物の量や種類を調整してほしい。 飲み物の量や種類を個人のニーズに合わせて提供する。 飲み物の好みと必要量についてのアンケートを取り、メニューに反映する。
食事の際の照明や音楽などの雰囲気作りを大切にしたい。 食事の雰囲気を向上させる環境を作る。 照明や音楽の選択肢を提供し、好みに合わせて調整する。
食事の際のアレルギーや食事制限を考慮してほしい。 アレルギーや食事制限に完全に対応した食事を提供する。 アレルギーや制限がある食材を避けたメニューを作成する。
食事の際の食材の産地や安全性を確認したい。 食材の産地と安全性を重視した食事を提供する。 産地情報や安全証明のある食材を選ぶ基準を設ける。
食事の際のスパイスや調味料の選択を考慮してほしい。 個人の好みに合わせたスパイスや調味料を使用する。 スパイスや調味料の好みに関するアンケートを実施する。
食事の際の食材の新鮮さや質を確保してほしい 食材の品質管理プロセスを確立する 定期的な食材の品質チェックを行う
介護者がいても、自分の好きな食事を作るのは難しい 自分で選んだ食事を作るスキルを身につける 簡単な料理から始める練習をする
栄養のバランスを考慮した食事で、健康を維持したい 栄養士による食事計画の作成 栄養バランスを考えた食事の選択を始める
食欲はそれほどないけれど、しっかりとした食事を摂取したい 食欲を促進する食事メニューの開発 小分けにして頻繁に食事を取る習慣をつける
安全で、栄養のバランスが取れた食事を楽しみたい 食事の安全性を保証するシステムを導入する 食品の安全性に関する情報を学ぶ
健康を考えて、栄養バランスの良い食事を摂りたい 定期的な健康診断を通じて食事を調整する 栄養指導を受けて、日々の食事を見直す
栄養がしっかりとれる食事で、毎日を元気に過ごしたい 全体的な健康状態の改善 栄養価の高い食品を積極的に取り入れる
おいしい食事を楽しみながら、口から摂取したい 食事の楽しみを提供するためのプログラムを作成する 味覚を刺激する食品の選択を始める
適切な食事の管理を学び、自分の健康を守りたい 自己管理能力の向上 食事記録をつける習慣をつける
脱水にならないように、しっかりと水分を摂取し、健康な生活を続けたい 水分摂取の重要性を理解し、実践する 水分摂取を意識した生活習慣を身につける
栄養のバランスを考えた美味しい食事を毎日摂りたい 食事の満足度を高めるためのメニュー開発 毎日の食事で新しいレシピを試す
栄養がしっかりとれる食事で、日々を元気に過ごしたい 定期的な栄養相談を行う 栄養価の高いスナックを取り入れる
買い物を楽しみながら、必要な食材を援助してもらいたい 買い物同行サービスの利用 食材の選び方を学ぶ
経管栄養を受けているが、家での生活を継続したい 家庭での経管栄養管理のサポート体制を整える 経管栄養に関する基本的な知識を学ぶ
経管栄養を受けている状態でも、サービスを利用して家での生活を続けたい 在宅ケアプログラムの充実 家族やケアスタッフとのコミュニケーションを強化する
口の中を清潔に保ちながら、食事を楽しみたい 口腔衛生の維持と向上 定期的な口腔ケアの習慣をつける
高血圧や脳梗塞のリスクを減らすため、栄養バランスを考慮した食事を摂りたい 高血圧や脳梗塞予防に効果的な食事プランの作成 塩分摂取量の管理を始める
自分での買い物が難しいため、サポートを受けて栄養のある食事を摂りたい 買い物代行サービスの利用 栄養価の高い食品のリストを作成する
しっかりと噛んで、食事を楽しみたい 咀嚼能力の向上 噛みやすい食品から始める
自分の力で、食事を楽しむことができるようになりたい 自立した食事の取り組み 簡単な自炊を始める
自分での食事の準備が難しいので、栄養バランスの良い食事をサポートしてもらいたい 自炊支援サービスの利用 簡単な食事の準備方法を学ぶ
食欲がない時期でも、食事量を確保して元気を保ちたい 食欲不振時の栄養補給法の確立 食欲がない時の食事メニューを計画する
食欲がない時でも、必要な栄養を摂取したい 栄養補助食品の利用 小さな食事を頻繁に取る
むせずに、安全に食事を楽しむことができるようになりたい 嚥下機能の改善 嚥下しやすい食品の選択
食欲を取り戻し、もっと食事を楽しむことができるようになりたい 食欲を促進する食事療法の導入 好きな食品を少しずつ取り入れる
食欲が戻り、安全に食事を楽しむことができるようになりたい 食欲増進プログラムの実施 食事の環境を整える
食欲がない日も、健康を維持するための食事を摂りたい 栄養補給計画の策定 栄養価の高いスムージーやシェイクを取り入れる
家族と一緒に、楽しい食事の時間を持ちたい 家族向けの食事プログラムの開発 家族との食事計画を立てる
低栄養や体力の低下が心配なので、しっかりとした栄養管理が欲しい 栄養管理プログラムの利用 栄養状態の定期的な評価
病気の悪化を防ぐため、栄養バランスの良い食事を摂りたい 病状に合わせた食事療法の実施 病気に適した食品の選択
中心静脈栄養を受けているが、家での生活を継続したい 在宅での中心静脈栄養管理のサポート 中心静脈栄養に関する知識を深める
噛む力を強化して、硬い食材も楽に噛めるようになりたい 咀嚼能力の向上プログラムの実施 噛む練習をする
嚥下の力を向上させて、食事をむせずに食べられるようになりたい 嚥下機能改善プログラムの実施 嚥下しやすい食品の選択
口の中の乾燥を改善して、食事をより楽しめるようになりたい 口腔内の湿度を保つための環境作り 水分補給を意識する
歯や歯茎の健康を維持し、食事の際の痛みをなくしたい 歯科定期検診の実施 歯磨きの習慣を見直す
言葉をはっきり発音できるように、口腔機能のトレーニングをしたい 口腔機能の全体的な改善 発音練習を始める
食事の際の味覚を取り戻し、食の楽しみを増やしたい 味覚感度の向上 味覚を刺激する食品を試す
口腔内の衛生を保ち、口臭を予防したい 口腔衛生プログラムの実施 定期的な口腔ケアの習慣をつける
食事の際の飲み物の温度や種類を選べるようになりたい 飲み物の選択肢を増やす 温度や種類に注意を払う
口の中の感覚を取り戻し、食材の食感を楽しめるようになりたい 口腔感覚の回復プログラムの実施 食感の異なる食品を試す
歯のクリーニングやケアを定期的に受け、食事を快適にしたい 定期的な歯科検診とクリーニングにより口腔衛生を維持する 歯科検診の予約を取り、初回のクリーニングを受ける
口腔ケアのアドバイスや指導を受け、日常のケアを向上させたい 口腔ケアの専門家からの指導を定期的に受け、日常の口腔ケアを改善する 口腔ケアの専門家を見つけて相談し、基本的なケア方法を学ぶ
食事の際の噛む位置や方法を学び、効率的に食事を摂取したい 正しい咀嚼法をマスターし、食事の効率と快適さを向上させる 咀嚼に関する情報を収集し、初歩的なテクニックを試す
口腔の筋肉を鍛えて、発声や発音を明瞭にしたい 口腔の筋肉を強化し、明瞭な発声と発音ができるようになる 口腔筋トレーニングのエクササイズを始める
口腔内のトラブルを早期に発見し、治療を受けたい 定期的な口腔検査により、問題を早期発見し治療する 口腔検査のための歯科医の予約をする
食事の際の唾液の分泌を促進し、食べ物を滑らかに飲み込みたい 唾液の分泌を促進する食品や方法を取り入れ、飲み込みを改善する 唾液分泌を促進する食品やガムを試す
口腔ケア用品の選び方や使用方法を学びたい 正しい口腔ケア用品の選択と使用法を理解し、適切にケアする 口腔ケア用品に関する情報を収集し、適切な製品を選ぶ
歯の健康を維持するための食事やサプリメントのアドバイスを受けたい 栄養士や歯科医からのアドバイスに基づき、歯に良い食生活を送る 栄養士や歯科医の予約を取り、初回の相談を行う
口腔内のマッサージを受け、筋肉の緊張を和らげたい 定期的な口腔マッサージにより筋肉の緊張を軽減する 口腔マッサージの方法を学び、自己マッサージを始める
歯の状態に合わせた食事の提案を受けたい 歯科医と栄養士のアドバイスに基づき、歯の状態に合わせた食事をする 歯科医と栄養士に相談し、食事計画の初案を作成する
口腔の乾燥を防ぐための方法やアイテムを知りたい 口腔の乾燥を防ぐための効果的な方法や製品を日常生活に取り入れる 口腔乾燥に関する情報を収集し、試すべき製品を選定する
口腔機能を向上させるための専門家のアドバイスを受けたい 口腔機能の向上につながる専門家のアドバイスを定期的に受ける 口腔機能向上に関する専門家を探し、相談を予約する
口腔内の衛生状態を定期的にチェックしてもらいたい 定期的な口腔衛生チェックを受け、問題を未然に防ぐ 口腔衛生のチェックアップのための歯科医の予約を取る
唇のケアや保湿を学び、乾燥やひび割れを予防したい 唇の健康を維持し、乾燥やひび割れを予防するためのケア方法を実践する 唇のケアに関する情報を収集し、保湿製品を選ぶ
食事の際の食材の選び方や調理法を学び、口腔機能に合わせた食事をしたい 口腔機能に合わせた食材選びと調理法をマスターし、食事を楽しむ 口腔機能に適した食材と調理法についての情報を収集する
口腔ケアの重要性を理解し、日常生活に取り入れたい 口腔ケアの習慣を確立し、日々の生活に組み込む 口腔ケアの基本的な知識を学び、日常ルーチンに追加する
口腔の筋肉を鍛えるエクササイズを学びたい 効果的な口腔筋トレーニングを定期的に行い、筋力を向上させる 口腔筋トレーニングのエクササイズを調べて実践する
口腔内のトラブルを早期に察知し、適切なケアを受けたい 定期的な自己検査と専門家の診断により、口腔内の問題を早期に対処する 自己検査の方法を学び、日常のチェックを始める
食事の際の食材の切り方や調理法を学び、嚥下しやすくしたい 嚥下しやすい食材の選び方と調理法を身につけ、食事の質を向上させる 嚥下しやすい食材の選び方と調理法に関する情報を収集する
口腔内の感覚を鍛え、食材の味や食感をしっかり感じられるようになりたい 口腔感覚を向上させるトレーニングを行い、食事の楽しみを増やす 口腔感覚向上のためのトレーニング方法を調べて試す
口腔ケアの習慣を身につけ、長く健康な口腔機能を維持したい 長期的な口腔ケア計画を立て、健康な口腔状態を維持する 口腔ケアの日々のルーチンを作成し、実践する

食事・栄養・口腔衛生・口腔機能のニーズ・長期目標・短期目標のポイント

食事・栄養・口腔衛生・口腔機能などに関するケアプランを作成する時には、前提として自立支援の観点から、できるだけ本人の残存能力を活かしつつ、家族の負担なども考慮して総合的に考えていく方が良いでしょう。

また要介護認定を受けてまだ日が浅い方や状態が変わりやすい方の場合には無理に短期目標をや長期目標を長期間で設定することなく、手間にはなってしまいますが3ヶ月くらいで見直していくことが理想だと思います。例えば「安全に摂取できる食事の形態を見出す」ということを2~3か月の短期目標にするなどもあり得ると思います。

ケアプランの内容を頻繁に見直して利用者の状態に合わせた内容に作り替える時にも、段階的に目標など例文があるので役に立つと思います。

2024年4月・6月介護報酬改定の情報

 令和6年(2024年)障害福祉サービス報酬改定情報はこちら

令和6年~8年 地域区分(介護)区市町村の等級一覧(2024年4月~)

2024年介護報酬改定後の介護保険サービスごとの介護報酬・単位数

令和6年度介護報酬改定では、4月に変更となる内容と、6月に変更になる内容があります。例えば、訪問介護費の場合、基本報酬部分は4月から、処遇改善加算等は6月から変更という2段階での変更が生じることがあります。詳細は各記事に添付している厚生労働省のサイトからご確認ください。

 介護保険の居宅サービス介護給付費単位数の改定内容

施設サービス等介護給付費単位数の改定内容

地域密着型サービスの単位数改定内容

介護予防・日常生活支援総合事業費(要支援・事業対象者)の改定内容

2024年(令和6年)介護報酬改定で特徴的な加算・制度

利用者負担軽減の仕組みの改定

補足給付(負担限度額認定)に関わる見直しは、以下のとおりです。 令和6年8月1日施行 基準費用額の見直し 令和7年8月1日施行  多床室の室料負担